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妊娠中のお口の中の状態って?3

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後期 赤ちゃんへの虫歯菌の感染を減らすには

  • 生まれたての赤ちゃんの口腔内は無菌状態ですが、虫歯菌の一つであるミュータンス菌の赤ちゃんへの感染は、そのうちの約7割が保育者である母親の唾液からうつっていると言われています。
  • お母さんの口腔内のミュータンス菌の質を変化させ、その結果赤ちゃんへの感染を減らすにはキシリトールが有効です。キシリトールは白樺や樫を原料とした天然の甘味料で、食べ物の中にも含まれています。
  • ミュータンス菌は糖を摂取することにより、強い酸だけでなく、不溶性グルカンというベタベタした物を出します。キシリトールを正しく使用していただくことで、約9割のミュータンス菌が糖を吸収することができなくなり、不溶性グルカンを出せなくなります。

キシリトールを使用してミュータンス菌の質を変化させるには、歯医者さんで唾液検査をしていただき、唾液中のミュータンス菌の状態を知っていただくことがポイントの一つです。食事の回数等の生活習慣と照らし合わせながら、唾液検査で自分の唾液の質や量を把握し、虫歯菌の質をコントロールすることにより、より効果的に虫歯の予防ができます。

妊娠中はお口の中の状態が著しく変化します。また、出産後は子育てに時間を集中的に使ってしまうため、歯の治療を受けることも難しくなってしまいます。産後、虫歯のある状態で赤ちゃんに口移しで食べさせたり、同じ箸を使って食事をさせてしまうと、虫歯菌が赤ちゃんに感染してしまうこともあります。

妊娠中の中でも安定期に入ったら一度、歯科を受診してみることをお勧めします。

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