
ママの様子
子宮底長・・・約21センチ(妊娠23週相当)
ほとんどの人が胎動を感じるように
お腹のふくらみが目立つようになり、体重も増えてきます。20週を過ぎるとお腹を支えるため、反り返った姿勢になり、腰や背中は外に歪曲した無理な状態になり腰痛が出やすくなります。
腰痛予防に背筋を伸ばすように
5ヶ月の終わり頃から、授乳の準備ができてきます。胎動を感じたらおっぱいマッサージを始めましょう。ただし、おなかの張りがひどくなってきた時はすぐに中断しましょう。
歯科検診、出産準備、母親学級など計画的に
つわりが終わり楽になるので妊娠前の嗜好品がまた美味しく感じられることがあります。カフェインは内臓や筋肉を活発にする働きがあるので、特に食後の一杯は消化を助けてくれます。一日3杯程度の量なら問題ありませんが利尿作用もがあるためトイレの回数が増えます。またカフェインは精神高揚作用があるので、夜は控えましょう。
嗜好品といえば煙草
つわりのときは吸えなかった煙草ですが、つわりも終わるとまたつい吸いたい願望が出ますが、煙草を吸うと赤ちゃんに充分酸素が届かず、栄養不足、酸素不足になり低体重児が生まれる可能性が高くなるといわれています。また早産の頻度も高いので禁煙を守りましょう。
赤ちゃんの様子
頭殿長(頭からお尻までの長さ)=28cm~30cm 体重300g~650g
骨格や関節が発達しX線でも骨が写るように
顔立ちも整い、聴覚機能発達しママの血流の音が聞こえます。髪の毛が濃くなり、眉毛、まつげが生えす。皮膚はまだ透けていますが皮下脂肪も増えはじめます。胎脂という白いクリーム状の脂肪に皮膚が保護されています。胎脂は分娩のとき、潤滑油の役割も果たします。骨格や筋肉、神経がしっかり発達して、赤ちゃんの動きはますます活発になります。
赤ちゃんは、はがれた皮膚の一部など
混じって汚れた羊水を飲み込んでは、腎臓で濾過(ろか)し、きれいな尿にして排泄します。このような成長にともない、羊水量は一段と増えてきて、赤ちゃんは元気に羊水の中で動き回っています。ママは胎動を強くしっかり感じることが出来るようになります。